Vベルト交換編 メンテ作業実戦に戻る

Vベルトはエンジンの回転に合わせ海水くみ上げポンプ(インペラー)駆動とオルタネータ(発電機)の発電を担い重要なパーツです。
私のエンジン(ヤンマー4JH3HTZY1)の取扱説明書によると、Vベルトは250H又は1年毎の点検が必要となっています。点検で目視による亀裂や摩耗・そしてベルトの張りの点検です。亀裂があれば交換が必要で、張りが緩んでおればテンションを上げる調整が必要です。
Vベルトは狭い端にある為なかなか正面から映せませんでした。見た目亀裂等は無さそうに見えますが、前オーナーがいつ変えたかわかりません。ベルトも伸びてきているのでは無いかと推測し交換する事にしました。
 Vベルトは3カ所の回転するプーリー状の機器で装着されます。ベルトを外すにはオルタネータ(昔のダイナモ)を止めているネジを緩めて、オルタネータ本体を移動させる事によりベルトが緩くなり外れます。左写真は一部ベルトを外した状態の物です。ベルトは油脂類が付くとNGです。もしプーリー部がかなり錆びていたらこの際きれいに掃除します。錆でベルトが破損する恐れがあります。  
 外して新旧比較したベルトです。やや三角状になっているのが古い物で(品番写真では上が新品、下が旧品)、丸い物が新しい物です。輪をかぶせ長さを比較するとやはり古い方が伸びており外周が長くなっています。
当然ベルトは同じ品番の物を用意しなければなりません。少しでも規格が違うとベルトの破損に繋がり最悪ベルトが切れて大変な事になります。
純正品は1個約1000円
 
 張り替えた後はテンションを規定の値に調整する事が大切です。私のエンジンでは一番長い部分(機器から機器までの)でやや強めに押した時8〜10ミリへこむ調整とされています。長年使い込んでいくと徐々に緩くなりますので定期的に点検し調整しなければなりません。
もしベルトが手で押した程度でぴんと張らない場合は、オルタネータに「てこ」の応用で棒状の物でかしめ強くずらして固定ネジを締めます。
 

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