エンジンオイル(4スト)交換編  メンテ作業実戦に戻る

オイル交換の勧め:
エンジンオイルは各シリンダー内のピストンとの摩耗を防いだり、温度を均一に行き渡らせたり、適度な圧縮を保たせるとか、また爆発によるスラッジ(汚れ等)を取り込んだりとかなり重要な働きがあります。オイルが汚れたり少なかったりすると働きが損なわれすぐにエンジン不調や故障の原因となります。しかもエンジンを壊す(ピストン焼け)という重傷の原因となります。よってメーカー指定の運転時間数(約100時間)や日数(約半年)を確認しまめに交換が必要です。
用意する物:
ドライバー(プラスまたはマイナス/各エンジンドレンネジの頭に合った物)/オイル受け容器(以下のように自作すれば便利です)/エンジンオイル(メーカー指定のオイルまたはSG・SJ・SH級の10W−30の4ストガソリン用オイル)/注入ジョーゴ(以下のように自作すれば便利です)

あとここにはないがウエス(ボロ雑巾)やキッチンペーパー等。
右の写真は上から左(エンジンオイル注入口蓋)・右(エンジンオイルドレンネジ/排出用穴ネジの事)・中段(マイナスドライバー)・下オイルレベルゲージ棒
ドレン穴の確認:
エンジンオイル交換に必要な穴は1カ所ですが、場所はそれぞれ各エンジンにより異なりますので、説明書で確認して下さい。取り外しは大きめのドライバー(プラスかマイナスか各エンジンにより違いますので確認して下さい/大半は両方とも使える)で左に回せば外れます。その時最後にオイルが出てきますので、先に受けの容器を用意して下さい。
オイル注入口蓋とレベルゲージ棒の確認:
エンジンのヘッドカバーを開けてエンジンオイルの注入口とレベルゲージ棒の位置を確認します。注入口の蓋は左に回すと外れます。レベルゲージ棒は引き抜くだけです。
オイル排出受け用ジョーゴと容器の自作:
エンジンオイルの排出口はエンジンの横にあるためそのままでは周辺を汚してしまいます。そこで100円均一のジョーゴ(丸面ではなくできれば平面があるタイプ)とホースを使って自作すれば便利です。ホースの先にはペットボトルかオイル缶(廃棄用)の中へ突っ込み溜めます。
オイルの排出:
上記自作排出器をドレンネジの下のエンジン側面にガムテープ等で貼り付けます。こうすれば他に跳び散らかず(垂れずに)に済みます。廃油オイルは決められた方法できちんと処理をして下さい(大概は購入した店で引き取ってもらえるはずです)。オイル注入口の蓋を開け(開けて上から空気を入れないと抜けにくいからです)、上記説明の通りドレンネジをドライバーで緩め外します。最後はネジがはずれますので落とさないようにし、またモタモタしているとオイルで汚しますので最後は素早く(一気に)ネジを外します。オイルを抜けきったならドレンネジを元通り締めておきます。
オイルはエンジンを運転してなくても酸化しますので1年に1回は最低交換しましょう。
オイルの注入:
オイル注入口は斜めや奥にあったりと注入しづらいので、写真のような物を自作します。上記説明の排出器と構造は同じですが、こちらの方はやや小さくて済みます。手で支えておかなくても良いようにと青いバンドで固定しています。規定のオイル(必ず4ストガソリンエンジン用)を規定の量(私のでは約1リットル)を入れていきますが、最初は少し少なめに入れ、下記レベルゲージ棒で計りながら注入します。
オイルのレベル確認:
オイルを入れ終わると右写真一番下のオイルレベルゲージ棒を使い測定します。レベルゲージ棒は下部(写真では左端)にオイルが浸かる上限と下限(約2〜3cmの間隔)に印が付いています。使い方はこの棒をウエス等できれいに拭き、奥まで差し込み再度抜き目視します。この範囲内にオイルが付くようにオイル量を計りを入れていきます。何回か棒の先端をウエス布で拭いて確認して下さい。オイルは少なくても多すぎてもいけません。必ずこのレベルゲージの印の範囲内に治まるようにしなければなりません。最後に蓋をし周辺をウエス等できれいに拭き取ります。

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