タコテンヤの自作

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タコは梅雨の時から釣れ始めます。特に関西では明石だこは絶品の味です。私の好きな食材の一つですが、タコテンヤは最近安くはなってきていますが、4本ハリは、やはり結構値が高いのです。そこで自作してみようと考えました。
材料は色々考えられますが現在の所右の通りです。

ネットで調べるとタコ板(70円)なるものが売られていますので購入します。このプラスチックの白い板には穴がたくさん空いておりこの穴を使うことでより正確に省力化できると考えました。ハリは2種類使います。1つは市販されているショートハリ(1個130円)で細長い2又です。もう1つはさらに大きなロングハリとして自作してみました。2ミリ径の硬質のピアノ線50cm(1本60円程度)です。あとはオモリは100円均一のお菓子を作る金型を使いおおよそ40号になるように自作しました。あとはネジと針金と糸です。
まずピアノ線の両端を電動カッターの円盤の砥石で尖らせていきます。指でクルクル回しながら尖らせていきます。
次にピアノ線のセンターにマジックで印を入れ万力で固定します。この時折りしろが必要なため、やや印を上に出して(1ミリほど)固定します。そして手で押さえて直角程度に折り曲げます。
右写真は直角に居り曲がったところで、次に万力から外し手でさらに折り曲げ、最後はプライヤーでさらに細く合わさるように折り曲げます。
次に二つ折りしたピアノ線を巻くための秘密道具の自作です。水道の塩ビパイプの中に木棒をはめます。大きさが合わない時は木棒にビニールテープでも巻いて調節します。それを空回りしないように1カ所ネジ止めしておきます。
そのパイプに深さ2.5cm程度の穴を2個空けます。写真では見にくいのですが左右に約1cmの間の穴を開けてあります。針の先にも2.5cmの所にマジックで印を付けます。
次にこのピアノ線を巻いていくのですが、そのままだと力もかなり必要で、ぐにゃっとあちこちと力が分散し(ピアノ線が動く)難しいのです。そこでまた固定器の自作です。板に3個のタッピングビスを留めます。
先端に1個手前に2個です。1個と2個のネジの間隔は巻くR(アール)により異なりますが、私はおおよそ12cm程度です。
二股部分を1個のネジの部分で固定し、手前にハリの先端2本を木棒の穴に印まで突っ込みます。この時2.5cmがハリの折り返しの長さになります。そしてピアノ線の中間部を2個のビスの間にはめます。
そしてここからはしっかり力を使って板に押しつけて巻いていきます。まるで巻き寿司を作る要領(と言ってもかなりの力業ですが)とよく似てます。巻く量は手前の2個のネジまでです。ここまで来ると巻くのを止めます。左は巻く前の板と折り曲げたハリです。写真のように板はやや幅が短めで低い台の上に置いています。こうすることにより利き手の右手が棒を握って回しやすくして、左手は板に押しつけて板から離れないようにします。平面だと右手が握れない(指が邪魔になる)のでこのような台の上に置いてみるとうまく行きやすいのです。
右が巻き終えたハリです。抜いてから左右同じような角度やR(アール)になるようにペンチを使って整形します。また針先も尖っていない場合(穴に突っ込んだときに当たる)もありますので円盤状の紙やすりを電動ドリルに付けて研いでいきます。
完成した二股のロングハリです。タコ板の長さが短いためロングハリを作りました。タコ板を長い竹で作るときにはもっと短い(その方がピアノ線の材料費も安くなる)ハリでも良いと思われます。また市販のショートハリも将来的には自作してみたい物です。そうすればさらにコストは安くなります。
次はタコ板にタッピングビスを留めていきます。写真の4カ所です。先端の平行のビスは2種類のハリの左右をそれぞれ合わさるように止めます。真ん中のビスはショートの二股部に、一番手前の1カ所にはロングの二股を止めます。下記の最後の出来上がり写真を参照して下さい。
次におもりを固定するアルミ製の針金(2.5ミリ径)を付けます。
やや文章では説明しにくいのですが、手前にはエサを固定する輪の付いたピアノ線を入れ(下記写真)、次に鉛板を取り付けます。最後はプライヤーで引っ張り出してむりやり曲げて固定します。
鉛のおしりの部分にも針金で固定して先端を折り曲げて固定します。

左写真は100円均一商品のバーベキュー串(ステンレス)です。3本入りですので1本約35円です。太さは約2.2ミリ径程度でしょうか?。上記市販品(130円)のショートの代わりとして自作していきます。
出来上がり完成写真です。
先端には太い手釣り用の青い糸と赤いチューブを入れて留めます。
ハリの留め方は見えにくいですが、先端の左右平行(写真左の左)の2個はわかりますね。タッピングビスで2本を留めます。それが左右にあります(計4本)。
おもりの下に隠れて見えませんが、真ん中当たりにショートの二股部のネジが有り、右側にロングの二股部のネジがあります。
完成品を横と上から撮った物です。製作費用はタコ板(70円)・市販のショートハリ(1個130円)・自作のロングハリ(60円)・オモリはもらった鉛のストックの中からなので0円・ネジと針金と糸で40円程度で、合計300円程度です。4本ハリの市販品ではおおよそ700円〜1000円程度します。市販ショートハリを自作すればあと70円ほど安く(合計230円ほど)なります。

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