日本全国水族館めぐり 美(ちゅ)ら海水族館 編
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めぐり回数:22回目
訪問日:13年4月12日(金)
入館料:1440円(定価1800円の2割引)
所在地:沖縄県国頭郡本部町字石川424番地
満足度=/10
公式HP
@施設全体の規模=3/A施設や水質の綺麗さ=3/B水槽の容量や種類=3/C魚の種類や希少性=2/D魚や海獣のショーやパフォーマンス度=2/E展示アイデア・プロデュース特別度=3/Fコストパフォーマンス度=2)・合計得点=18点
翌日ホテルをあとにして「ちゅら海水族館」へと向かいます。ここは日本一の規模を誇る水族館(本州一は名古屋港)らしく最も行ってみたい水族館でした。到着すると平日のためかやはり入場者数は極端に少なく、やはりシーズンオフの沖縄なんだと感じられます。ジンベイザメのレプリカを尻目に入場します。ここのチケットはあちこちのコンビニで1割引きで販売されていますが、私はレンタカー屋さんで教えてもらった高速道路最終の許田インターの出口に近い「許田道の駅」で2割引きで販売されています(2割引きはここだけらしい)ので購入済みです(ただ営業時間帯があるので注意)。
順路に沿って入ると「イノーの生き物たち」というタッチプールにて実際の魚類(と言ってもヒトデやナマコが中心)を触ることができます。最近はどこにでもありますね。私も写真のネタに毎回触っています。
次に「サンゴの海」として珊瑚礁が見られます。飼育プールのアクリル壁の曲線が美しいもので、この大きさではあまり見かけない物です。海水の透明度は細かな気泡が有りでかなり透き通っているとは言いがたい物です。しかしアクリル板の透明度はすばらしくこの時も係のダイバーの方が磨いているのが見られました。左手に壁に吸い付く吸盤を持ち、右手に白い雑巾のような物でゴシゴシ拭き取っています。
ここは上記サンゴの水槽の延長でサンゴの岩陰に住み着く伊勢エビでかなりの大きさです。また左写真は汽水域を好む「マングローブ」です。水中で枝分かれしている様が見られます。
右はナマコの種類が多い水槽でさまざまなナマコがおり、壁に貼りついています。左はウミヘビが群れになっています。
アオリイカでおおよそ40cmぐらいでしょうか?。たった1匹のみの展示です。遊泳は見ていて面白く、ホバリングしながら前後に器用に身体を動かしながら遊泳しています。うまそうですね。
さてここがこの水族館の大本命「黒潮の海」と名付けられた大水槽です。世界一の水量(7500立方m)でここにジンベイザメ3匹とマンタやエイその他さまざまな魚の遊泳が見られます。最初のアプローチは下にあるレストランの写真の通り、間隔の狭い柱が有りで大した感動も無かったのですが回り込んで正面に出ると右写真の通り雄大な1枚板(当然複数枚の板を繋いでいる)の水槽が現れます。水槽内奥行きも左右と同じぐらい広がっていて、この水槽だけは今まで見たことの無い雄大さで感激します。ここの売りは世界一のジンベイザメやマンタの繁殖で世界記録を更新中というものです。
お隣が「サメ博士の部屋」でサメの詳しい生態や標本などがあり、実際の生きたサメも飼育されています。日本ではサメは海では一番怖い動物のひとつと考えられていますが、サメによる事故の死亡例では他の動物と比較すると驚嘆に少なく、あまり恐れることはないそうです。歯も抜けても奥からどんどん生え替わるそうでやはり鋭い歯が特徴です。詳細は思ったよりか大したことはなかったですが・・。
次には巨大なイカ(推定3m程度?)の標本です。右の写真は先ほどの大水槽を回ったところにある下から眺めることの出来るエリアで巨大なジンベイザメを腹の方から眺めることが出来ます。上の水面の方にはあとから紹介する黒潮探検(水上観覧コース)のエリアがあります。
最後は先ほど時間帯が合わなかったので「ちゅら海シアター」で見ます(右写真の暗いもの)。中はおおよそ100人程度のイスが有り、途中出入り禁止ですが20分ほどの上映です。沖縄の美しい海とその外洋、そして水辺の生き物にスポットを当て、豊かな海の恵みをハイビジョンで見るシアターです。まだ先があるのかなと思っていましたが、館内の水族館はここまでで外へ出ます。館内の水族館は来る前の期待と比較したら意外と小さく正直がっかりでした。このあとも外の展示がありますがあの巨大な水槽以外は大したことがありません(が一応敬意を表して●×5個です)。
次に外の展示でマナティー館に行きます。そこはほとんど人影は無く人気はありません。マナティーとは人形伝説のモデルとなった草食のほ乳類で大きな体に合わずとてもおとなしい動物らしいです。ジュゴンとよく似た動物ですね。この館が先ほどの水族館の中にあればもっと人気が出たと思われます。上からも水槽の横からも見ることができます。
全部を見て終了と思いきや一カ所抜けていました。黒潮の海水槽を真上から見学できる「探検コーナー:です。エレベータで4Fに上がり大水槽を上から見ることができます。水槽の中央には橋が架かっておりその中央には島が有り底は透明のアクリルです。
飼育員の説明コーナーがあって時間が来ると説明を受けることが出来ます。私も色々と聞いていきます。この水槽の特徴やジンベイザメの生態や仕組み・マンタの繁殖のことなどです。
そしてここの海水は他の水族館と違うのは濾過をせず直接常に太いパイプで海水をくみ上げいわゆる温泉で例えるなら「源泉掛け流し」らしいのです。温度調節もしていません。これで他の水族館であるような濾過や酸素注入(泡)もなしです。海水温も外に合わせた状態で日により変化するそうです。写真のような大きなパイプが3本有り、大量の海水が注入されています。
右はダイバーで水槽のアクリル板の清掃とエサやりなどが中心となります。朝のエサやりを期待していましたが、都合でお休みとなり残念です。次は午後三時ですがとても待っていられません。左写真は展示のコーナーでアコウ貝?の入っての記念撮影が出来ます。そのほか建物内には集団観光客の控え室や弁当を食べるスペースや自動販売機の置いてあるコーナーもありますが、思ったよりか館内はガラガラです。やはり本島と違い飛行機で無いと来られない交通の不便さがあるので人数は少ないのかもしれません。
ここは大水槽の横にある「カフェオーシャンブルー」で私も軽いランチを頂きました。水槽際は空いて無く少し遠目に見るスペースですが、繁盛期には座れないと思われます。水槽際の方は優雅にこの水槽の恩恵を垣間見る時間が過ぎていきます。
次が最悪のウミガメ館です。これも先ほどのマナティー館と同じで上からも下からも見られますが、ダダッ広い水槽に海カメが居るだけです。誰も見ていませんぐらい人気がありません。外で人気は次に紹介するオキちゃん劇場だけでしょうか?。開演20分ぐらい前に席を確保します。私はいつも最上階から全体を見るのですが、今回は前の席が空いていたので最前列を陣取りました。その後ぞくぞくと人が集まり最後はほぼ満席となりました。プールは小さくその割には観客席がかなり大きい物です。写っている人の約2倍が全体の大きさの規模になります。
小雨の天気なので飼育員の方はカッパでの演出となります。最初はイルカと鯨の挨拶と言うことで飼育員のお姉さん方と一匹づつ身を垂直にせり上げ自己紹介します。イルカがおおよそ4匹・ゴンドウクジラが2匹です。
次にイルカの生態や機能の紹介です。右は鯨の鼻息を見せる物で黄色い風船を当てて合図で膨らませると言うことをしています。左は合図で大きな口を開けさせて口の中を見させています。また泡を吐き出させるパフォーマンスも披露します。
いよいよ本格的なジャンプの始まりです。クレーンの上に係員の差し出したマークにジャンプ、鯨のトルネードスピンジャンプなど多彩に披露します。数多くのイルカショーも見てきましたが、クレーンは初めてです。解説は男性ですが前に出ての披露する係員はすべて女性です。
次から次へと複数匹のジャンプが行われます。まあどこにでもあるショーです。他と違うのは多くのスクリュー(体を何回転もひねりながら)ジャンプがあり、しかもこれを鯨がやっています。ここが他と違うところでしょうか?。
そして最後は尾を振って挨拶で終了です。全体で20分弱かと思われるショーでした。見た感想はまあ並のもので、施設の大きさも今までの良い所と比較すると寂しい物です。

これまでの水族館で全体の規模やショーの評価では「鳥羽水族館」、イルカショーの規模ではダントツ「名古屋港水族館」、イルカショーのおもしろさとペンギン館は「海響館」、大水槽の規模ではここ「美ら海水族館でしょうか?。

何度も申しますが、日本一の規模があるといううわさのこの「美ら海水族館」は私の期待に応えることができませんでした。閑散期と言う事もあるでしょうが、やはり屋内と屋外の施設が分かれているのは感動を分断される物ですし、日本一の規模(はあると思いますが)というのは水族館だけならあまり大きくなかった。名古屋港の建物は感動したな。

ここを出て最後に沖縄の定番観光スポット「首里城公園」と「ひめゆりの塔と記念資料館」を見て帰宅しました。

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