日本全国水族館めぐり 串本海中公園 編
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めぐり回数:14回目
訪問日:13年1月26日(日)
入館料:1350円+900円(水中観測船)+500円(バックヤード見学)
所在地:和歌山県東牟婁郡串本町有田1157
満足度=/10
公式HP
@施設全体の規模=2/A施設や水質の綺麗さ=2/B水槽の容量や種類=3/C魚の種類や希少性=1/D魚や海獣のショーやパフォーマンス度=1/E展示アイデア・プロデュース特別度=1/Fコストパフォーマンス度=1)・合計得点=11点
冬の悪天候時なので釣行には出かけられない。ふと水族館巡りを急遽実施することになった。日本海側は雪のため無理だと判断して暖かい和歌山方面を目指しました。前日の夜「じゃらん」で宿を予約しました。朝イチで阪和自動車道を通って(休日ETCで半額)終点まで直行です。その後一般道をひたすら走ります。この串本海中公園には前日に割引券予約とバックヤード探検の予約をとっています。入り口にて割引入場券と海中観測船(ステラマリス)券の購入とバックヤード券(500円)を購入します。
海中観測船の出港時刻が迫っていましたので先に向かいます。水族館から海の方へ出ます。手前にステラマリスという船が停泊しています。奥には海中展望塔が見えています。係員の誘導でステラマリスに乗船します。客はおおよそ20人程度でしょうか?。天候が悪いため結構揺れています。揺れに弱い人はデッキでは船酔いしそうです。
しかし、船内(正確には船底)の揺れはかなりマシでデッキに比べあまり不快な気分にはなりません。写真の通り船底には両脇に50cm四方の窓が有り、簡単なシートがあります。そこに腰掛けて海中を見ます。私も初めての経験です(が何度も素潜りの経験があるのでさほど新鮮みは無いのだが)。停泊中はペラの泡が漂ってきますので視界が悪いときもありますが結構見えています。小さな魚がたくさん見えています。係のお姉さんの説明では喫水はちょうど座った時の頭のてっぺんぐらい(写真の緑のライン)だというのです。
エンジンの音もそれなりにしますが、無茶うるさいと言う事はありません。泡の様子がそれなりに見て取れるかと思われます。ここ串本の特長は何と言っても珊瑚らしいです。少し離れるとこれほどの珊瑚は無く、沖縄の半分ぐらいの種類が黒潮の関係で居ていると言うことです。すぐそこの半島を回ると居ないとか?。
いよいよ出港で、最初は巡航(スロー)のため、泡がきつく見えにくいです。途中イワシ?の大群に出会い、一面小イワシの群れに数分以上出会い初めての経験です。それ以外ではあまり魚は見あたりません。ポイントに付くとやや魚も見られグレ(メジナ)が一番多かったのです。最後は海中展望塔の周りで餌付けのためか大きなグレがたくさん居てます。おおよそ25分程度のクルージングでした。
下船後次に奥にある海中展望塔に行きます。ご覧のような通路と階段を歴て展望塔(右の写真左の先端)へと着くと、この寒い中切符を拝見する方が仕事をしています。かなり寒いと思います。階段を降りると、円形状の筒の底で小さな上下に空いた穴(窓)が有り、外の海中が覗けます。
海中には餌付けをしてるのか大きなグレがかなりの数居てます。ある程度決まった方向です。何故か魚が白っぽいのが気になります(水族館の魚は皆白っぽいのが多いのだがここは天然)。ぐるっと一周して覗いていきます。
階段横の壁には色々な資料が展示しています。左写真は出てすぐに水族館の方を見た写真です。大したことは無いのですがまあ何事も経験です。
展望塔を出ていよいよ本格的に水族館を見学します。右が入ってすぐの所で、左は色々な説明文です。中は比較的に綺麗な感じです。
左はイソギンチャクです。ここの特徴はこの串本近辺の魚と珊瑚礁を展示していることで、他の所みたいに他から捕ってきて居ないと言うことです。職員の数も7人程度で予算の関係上、職員が捕まえてくるそうです。
左は毒魚のゴンズイの群れです。意外と群れてしかもくっつき合っています。右はちょっと判りづらいと思いますが伊勢エビです。
右はドクターシュリンプ?とかで子供がそっと手をさしのべています。説明では魚はじっとしていたら寄ってくるみたいで、動かすと散って逃げるみたいです。左はトビウオの木製オブジェです。
ここのユニークな展示品に木製のオブジェと絵画があると言うことです。彫刻と額に入った絵ですがまるで美術館みたいもどきです。
右はウミガメです。陸のカメは首と手足を甲羅の中へ引っ込めることが出来ますが、ウミガメはできません。理由は何だと思いますか?。陸亀は動きが遅いため天敵からの攻撃を防ぐためじっと甲羅の中へ閉じこもります。ウミガメも動きが遅いように思えますが、結構泳ぐのは早く人間のオリンピック選手の2倍の早さで泳げるらしく泳いで逃げられるので必要が無いのです。また甲羅も水中の抵抗を減らすため陸亀と比べたら薄くなっているそうです。
最後に今ではどこにでもある水中トンネルです。マグロやサメ・エイ・ウミガメといった串本近海でのみ見られる魚を入れています。水量1250トンの大型水槽は厚み95ミリ、長さ24mの透明のアクリル板を使用しています。次に500円のバックヤード体験です。
案内された入り口で待っていると係員(実は館長自らの説明であった)が来られて裏側へと案内されました。前日にメールにて予約をしていたが、小さな子供の居る家族4人と我々の2組だけだった。ここの売りは何と言ってもウミガメらしく、すぐにカメの生態やQ&A形式の説明で始まりました。上のカメは生後1年以内で、右の手に持っているカメもまだ2年ぐらいらしいのです。手に持たせてくれたのですが、思ったよりかズシッと重かったです。左の写真はカメがタオルをエサだと思い、くわえて離さない状況を子供に持たせているところです。あと孫ガメ(要するにここで2代産卵した亀は日本でここだけらしいです)も紹介されました。
次に向かったのが珊瑚礁の飼育で、珊瑚礁は水に敏感で天然の循環している海水でないと長期間飼育できないと言うことでした。濾過して薬剤を入れている(日本の大半がそうで)場所では長期間の飼育は無理だそうです。循環(開放型)方式と濾過方式は一長一短らしくここは循環型なのが自慢らしいです。なので水族館の海水は外の海水にあわせた状況になるらしいです。つまり外が濁っておれば水族館も濁るらしいです。
次にヒトデの紹介で、実際に手に取ってくれました。子供も触っていて、触るとこれも意外に重く、また繊毛がゆっくりと動いているのが判ります。また右の手足の長いヒトデは切っても2ヶ月程度で元に戻り、二つに切ったら2匹になるそうで、細かく切ればその切った分だけ個体ができあがると言うことです。トカゲの尻尾切りならぬヒトデの身体切り?なのだそうです(笑)。
次がウニです。このウニは食用にならないので近くの至る所に居るそうです。これも触れましたが、意外にも針先はとんがっていなくて、刺さるというイメージはありません。裏には口がありその中には白い歯が見えています。左は全体の飼育している貯水槽です。赤い上着の方が館長です。
右は伊勢エビの脱皮殻です。成長が早く何回もこのような殻を残していかないと絶対に大きくならないそうです。エビにも雌雄が有りその違いも説明してくれましたが、なかなか言われても難しかったです。脱皮は蝶と違い時間を掛けずにほぼ一瞬で終わるそうです。時間にして説明が長く30分程度で、もう少し他の展示水槽の裏や上を期待していましたが、結局はここの説明だけでした。500円の有料ではやはり物足りなく、ここをさらっと切り上げてせめて裏側を歩くだけでも満足だったのですが・・。
最後に水中トンネルの餌付けというので案内され見てきました。行くと多くの人が陣取っていて、係員の説明が終わったところで、その後上からエサを争って食べていましたが、結構エサの量は余り気味でした。
エサは細かく切ったアジで上から下(底)まで色々な捕食シーンがあり、魚や亀、エイなど見られました。他の水族館ではエサが少なく一瞬で終わりですが、ここは結構最後までゆっくりと見れました。
見終わった感想ですが、水族館自体は新しくも古くも無く、大きな水槽も無く、珍しい魚も無く(ここの地元で捕った魚たちのみ)●●でしたが、水中展望塔と水中観測船があったので一つ足して●●●となりました。まあ水族館以外は初めての体験でしたので結構入場料が高かったですが納得です。

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