釣行記録の薦め

釣果にこだわらず仕事のことも忘れ、ボートの上でのんびりするのは良いものです。
しかしいざ釣行するなら「釣果」はやはり気になるもの。

広い海でのマイボート釣りとはいえ
何回行ってもなかなか満足な釣果は得られるものではありません。
運も必要ですが、長い経験の上に積み上げられたデータというものが欠かせません。

釣果を得る上で大事な要素はいくつかあると思われます。

  1. ポイント(かけあがりや根等底の状態)/経度・緯度による記録
  2. 潮の流れ(満ち引き日)や時間帯(夕まずめ/朝まずめ/潮の流れ時刻)
  3. 餌の種類や付け方
  4. 仕掛けの種類(針やハリスの太さ・エダスの方法)や釣法(胴突き・てんびん・ふかせ等)
  5. 竿の長さとおもり負荷・固さ粘り等の調子や種類
  6. リールの種類・道糸の太さや種類・ドラグの調整
  7. あわせのタイミングや糸巻き上げ技術(ポンピング等)
  8. タモ入れ技術
  9. ボートの操船技術・流し方(スパンカーやシーアンカー等)

色々ある中でやはり一番重要なことはポイントではないかと思われます。
ある程度の運(やビギナーラックとか)があって爆釣もあるかもしれませんが長続きはしません。

やはりコンスタントに釣果を上げるには「釣行記録」をお勧めします。
釣行記録の記載
私はボート釣り(昔の波止釣りや遊漁船釣りも含む)の記録を3冊のノートに記載しています。
内容は「年月日」「曜日」「潮の種類」「釣行場所」「同行者」「釣果」「ポイント図」「釣法」「その他気がついた事柄など」です。このHPに釣行記録を記載しているのは自己満足もありますが、自分への記録のひとつです。

GPS魚探によるポイント位置
昔は「山立て」と言って遠く陸にある山や建物の目印で自分の位置を割り出す方法がありましたが、我々素人にはなかなか難しいものです。違う日にまず100%同じ場所にたどり着くのは不可能だと思われます(特に沖合は)。
今では少し高価ですがGPSによる「経度」と「緯度」をメモリーまたは記録することでほぼ100%同じ場所へたどり着くことが可能です。しかも最近のGPSはワンタッチでメモリーでき、あとで名前を入力できる物が多いのです。(以前はアメリカの国防省がわざとランダムに精度を狂わせていて、D/ディファレンス/付きでないと正確でないと言われましたが、今では精度の狂いはなくなりほぼ正確になっています)

注意:
  1. GPSは壊れたり落下(水)させることがありますので、重要なデータ(経度と緯度の数値)は別途紙に記録するようにしましょう。
  2. GPS(海図)等は測地系が日本測地と世界測地があります。最近のGPS(海図)はすべて世界測地系ですが、古い地図は日本測地系です。両者を比較するとおおよそ数百メートルの誤差があると思われます。
釣果日誌
右のノートは上記にあるように釣行記録のメモです。釣れた時間帯や方法等詳しいほど良いと思います。人は必ず記憶を忘れますので、出来る限り帰宅してすぐにメモる方が良いと思われます。出港場所やポイントはもちろん航跡ルート等もあれば良いです。当日の潮の流れ時刻やポイント(あるいは底の状態の感覚)なども書き込んでおきます。あとで読み返すと思い出すことが出来やすいのです。
釣果記録
こちらは簡単に「年月日」「曜日」「潮」「出港場所」「簡単な釣果」「その他特筆すべき事」などを表にして書き込んでいます。その年や季節等による釣果などがデータベース化される事になります。例えばシーズン初めはどこが一番お土産ができるかなとか?、大アジはいつごろから釣れ出したか?とか、呑ませの餌となる小アジは日本海ではいつ頃からいつ頃まで釣れたかなとか?。タチウオはいつからいつまで釣れたか?とか。
同じ魚でも昨年と一昨年とはどう違ったとか眺めているだけでも次の釣行目標が立てやすいのです。
私のノートには’96年〜約300釣行の記録があります。
他の方の情報取得
こちらの方がある意味入手しにくいと思いますが、自分にはない重要な手がかりが得られる場合が多いのです。入手方法としては
  1. HP等マメに検索して載っているデータを探す。ポイントはあまり無いが仕掛けや釣法はたくさんあります。
  2. 雑誌や本などから釣法や旬の情報(と言っても古い場合が多いが)を得ます。
  3. 釣友の実績を聞いたり、釣友の船に乗せてもらいます。色々とレクチャーを受けられればなお良し。
  4. 遊漁船に乗って、船長や他の客の釣り方を見て真似る。ひそかにポケットGPSも役に立ちます。
  5. 海図を購入ラミネートし、根の状況やかけあがり等を調査する。