インフレータブルボート用イケス  自作アドバイスに戻る
2種類のシャワー方式:
私のイケスは2種類のシャワー方式を採用しています。1つは通常の外部海水注入式でもう1つは内部循環入排水式です。通常は外部海水注入式だけで良いと思います。内部循環入排水方式は長時間ふたをして滑走する時に使用しますが、ブクブクポンプを併用しておればなくても良いと思います。私も併用しているタイプですので、内部循環はめったに使いません。中に入れる魚の大きさと数量で酸素の必要量は変わってきますが、乾電池方式のブクブクポンプと外部海水を注入の併用が良いと思います。ブクブクを使用しておれば海水が濁って来たときに海水を汲み上げ排出させれば良いぐらいだと思います。極端な言い方をすればバッカンで海水を汲み上げるならこのようなポンプで入排水させる必要はありません。ブクブクを利用せずに外部注入だけを使用している方もおられます。その場合は電源をつけっぱなしか、自動オンオフタイマー等を利用すると良いと思います。
ウオータースルーバルブS:
海外から直接輸入している物で、クーラーボックスへ穴をあけこれを取り付けナット状の物で締めます。それぞれ内側にはシリコン等の接着剤を塗布する方が水の漏れがなくなり良いと思います。注意するべき点はこのSは厚さ22mm以上には対応できないので厚みの薄いクーラーボックスを選ばないといけません。これは径が細いので入水用に使用しています。
ウオータースルーバルブL:
上記Sより太さも長さも2まわりほど大きな物で排水用に使用します。排水は入水より本数を増やすかこの径の太い物をつけなくてはいけません。揚水ポンプに水圧があるためで、排出できない海水はふたから溢れてきます。この排水用はホース等つけてもつけなくても良いのでしょう。こちらは35mm以上の厚さには対応できません。
1:入水部の作成
クーラーボックスは20〜25リットルぐらいの大きさが良く安物で充分ですが、ボートのどこに置くかで形状も微妙に考慮する必要があります。横長タイプや縦長タイプ等です。入水用は一番上の部分に位置するのが良いと思います。26〜28mm前後の穴をあけシリコンを塗って締め付けます。右写真(右端)のようにホースを結束バンドで固定します。私のは脱着方式にしていますので、水道用の脱着グッズのオス同士の部分の物(350円ぐらい)に取り付けます。抜けやすいのでしたらステンネジで2カ所ねじ込むます。
2:ポンプ&ホース部の作成
ホースの一端には先ほどの脱着グッズのメス(450円ぐらい)の方を取り付けます。ホースを挟んでねじ込むだけです。もう一方に揚水ポンプを取り付けます。ポンプは圧がそれほど必要ないのでSで充分だと思います。ポンプには2本の電線が付いています。茶色は+ですので通常赤のコードに、黒は−なので黒のコードに接続します。その電線の先には赤と黒のワニグリップを繋ぎます。このワニグリップは消耗品だと思って錆びて使い物にならなかったら交換しましょう。電線も将来的には中にまで腐食が進んで交換が必要となります。中間にスイッチを付けた時代もありましたが腐食(錆び)がひどく消耗品だと割り切っています。ステンのワニグリップはなかなか見つかりません。
3:ポンプ拡大部
右写真では緑のホースと白いドレンホースとの間にグレーの塩ビパイプを入れていますが、通常はその必要もなく1本の水道用ホースで充分です。電線とホースとは束ねて結束バンドで束ねていきます。もし径が違うのでしたら2種類のホースを繋ぐかパイプをうまく利用します。
4:入水部内部&パイプ取り回し部の作成
入水バルブの内側(右写真左白)の穴に、これにピッタリのホースを潤滑スプレーをかけてねじ込みます。そこからは水道用のパイプとLアングルやふたなどを組み合わせて固定していきます。パイプには斜め下の方向に小さな穴をあけてシャワーとなるようにしておきます。
5:排水部の作成
排水は前述の通り入水の数倍の穴が必要です。右写真の様に入水と同じバルブ2個だけでは溢れてきました。もうひとつ(左半分写っている)Lの大型を1つ追加してOKとなりました。Lなら2個でいけると思います。穴の位置は水面をどの位置に保つかで変わってきます。Lの穴の大きさは34〜35mmです。できれば縦長のクーラーボックスの方が水が保てて使いやすいかもしれません。内側にも外側にも出っ張り部分があるため全体の取り回しをよく考えて製作して下さい。
6:イケス内部
イケスの内部です。右写真左から青白いホースが延び手前で右へ90度折れ曲がり黒い塩ビのパイプに入り先端は栓をしていますので、途中であけた穴からシャワーとして排水されます。上側は同じような物ですが入水の部分が右の緑色のホースで先端にはワンタッチ脱着状のオスの受けを付けています。外に付けていたポンプをはずして内側に付け直すと内部の海水を汲み上げ内部にシャワーをさせることが可能です。でも通常は必要ないと思います。あと中央に見えるのが外部の乾電池式ブクブクポンプのホースから泡を排出するストーンです。クーラーの蓋に穴をあけ燃料用のしなやかで強いホースを差し込んでいます。
7:内部循環方式の様子
上部右端(緑ホース)にポンプを取り付けポンプを中(左側に見えるている)に入れて循環させた写真です。電線だけは挟んで蓋をしないとだめですが、水等の漏れはなくなります。(正確にはゆれると排水穴から少しの水が出ていきますが・・)見ての通りシャワーを出すのであれば水位(排水穴の位置)より高くパイプを設定しないとシャワー(泡立て)となりません。単に入水だけなら取り回しのパイプやシャワー等も必要ありません。ブクブクポンプを使用される方は不要だと思います。
8:イケスの背面部
背面には上記入排水部以外に乾電池式ブクブクポンプとシッティングバーにセットできるフック(下部木部)が付いています。ブクポンプはタッパーの上1/4を切り穴あきステンバーを折り曲げて固定しています。タッパーは木部の上端に当たっていますので落ちません。下部フックは厚さ12mmぐらいの木部を貫通させたボルトナットで固定しています。そこへグレーのフックを付けいます。
9:イケスの表面部
表にはゴムロープにステンフックを付けた物を2セット付けています。背面は上記のフックで固定できます。前部はゴムを引っかけますが、底部分のパイプと後部のパイプと2カ所付けています。下だけでは重いイケスですのでずれてフックがはずれることがありました。

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